当研究室について
概略
私たちは空気や水といった、流れる物質（流体）に囲まれて生活をしています。ところが、身のまわりに現れる流れの現象の多くは、一見して複雑で、それらの理解は困難に思われます。流体力学グループでは、このような流れの複雑現象の背後に隠された単純で美しい物理の解明に挑戦しています。複雑流動現象の原理が明らかになれば、新しい科学の進展を促すだけでなく、流動現象が関わる様々な工学応用においても「試行錯誤によらない技術開発」が可能となるはずだからです。この目標達成に向けて、私たちは緻密な理論解析、スーパーコンピュータを用いた大規模数値シミュレーション、さらに最新の計測技法による室内実験の３つの手法を駆使して研究を進めています。
研究室の場所
上の『基礎工学部』のＡ棟の４階です。大阪モノレール・柴原駅から歩いて１０分程度、阪急宝塚線・石橋駅から歩いて２０分程度です。
